「僕が上野駅についたのは十七日の晩だから、丸一日眠っていた訳ですね」
と独言の様に云ったものの、何だか変な感じだった。
娘の妙に慣れ慣れしい様子と云い、窓のない部屋といい、その上いつまでたっても、頭がフラフラして、部屋そのものが不安定に感じられるのも不快だった。
「僕が上野駅についたのは十七日の晩だから、丸一日眠っていた訳ですね」
と独言の様に云ったものの、何だか変な感じだった。
娘の妙に慣れ慣れしい様子と云い、窓のない部屋といい、その上いつまでたっても、頭がフラフラして、部屋そのものが不安定に感じられるのも不快だった。