非常に骨の折れる仕事であったが、四五時間もかかって、直径三分程もある鎖をやっと切り取ることが出来た。
で、切断した端を身体の下に隠して、何食わぬ顔をしていると、これはどうだ。
まるで、鎖の切れるのを待兼ねていた様に、又してもドアが開いて、今度は二人の覆面の大男が、一人はピストルを構え、一人は長い麻繩を持って這入って来ると、唖の様にだんまりで、ソファに寝ていた明智を、そのままソファぐるみ、グルグル巻きにして、全く身動きも出来なくなったのを確め、黙ったまま、ノッソリと出て行ってしまった。
非常に骨の折れる仕事であったが、四五時間もかかって、直径三分程もある鎖をやっと切り取ることが出来た。
で、切断した端を身体の下に隠して、何食わぬ顔をしていると、これはどうだ。
まるで、鎖の切れるのを待兼ねていた様に、又してもドアが開いて、今度は二人の覆面の大男が、一人はピストルを構え、一人は長い麻繩を持って這入って来ると、唖の様にだんまりで、ソファに寝ていた明智を、そのままソファぐるみ、グルグル巻きにして、全く身動きも出来なくなったのを確め、黙ったまま、ノッソリと出て行ってしまった。