江戸川乱歩 『魔術師』 二郎青年もベッドに這入ったが、なかなか睡気を催さぬ。 外の人々は安心しても、彼丈けは怪物の神変不思議な手並を、まざまざと見せつけられていたからだ。 遙か頭の上の、例の不気味な時計塔から、葬鐘の様な十一点鐘が聞えて来た。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア