江戸川乱歩 『魔術師』 彼はどうしたものかと思案しながら、一寸の間、ボンヤリそこに佇んでいたが、突然、彼の様子が変った。 何かしら非常に恐ろしいものに出くわした様に、身体を固くして、物凄く見開いた目で、空間の一箇所を睨みつめた。 彼は全神経を耳に集中しているのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア