江戸川乱歩 『魔術師』 まだ目隠しをされたままだ。 音吉は片手でそれを解いた。 ハラリと落ちる布のうしろから、現われたのは、アア、果して、果して、行衛不明となっていた、二郎の恋人、花園洋子の、変り果てた面ざしであった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア