江戸川乱歩 『魔術師』 突然明智の言葉が途切れた。 ライターの淡い光に、彼の表情が見る見る緊張し、云い知れぬ喜びに輝いて行くのが見えた。 彼の長い身体が、目に見えぬ早さで折れ曲り、踊り上ったかと思うと、四五間うしろの暗闇で、「アッ」という叫び声がした。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア