人々が彼の指さす地上を見ると、行手にずっと続いている、粉の様に小さな五色の色紙、今までは道路が暗いのと、紙切れが余りに小さい為に、つい気附かなんだが、振返えると、うしろにも同じ様に、幽かに断続する紙の雪。
「明智さん、一体誰がこんな目印を残して行ったのです。
そして、これが賊の逃げた道だということが、どうして分るのです」
人々が彼の指さす地上を見ると、行手にずっと続いている、粉の様に小さな五色の色紙、今までは道路が暗いのと、紙切れが余りに小さい為に、つい気附かなんだが、振返えると、うしろにも同じ様に、幽かに断続する紙の雪。
「明智さん、一体誰がこんな目印を残して行ったのです。
そして、これが賊の逃げた道だということが、どうして分るのです」