江戸川乱歩 『魔術師』 その小部屋には、やっぱり手品の道具であろうか、寝棺の様な黒い箱が置いてある。 中には何が這入っているのか、文代すら少しも知らぬのだ。 若しそれを知っていたら、彼女は決して、その夜明智を手引きする様な愚かな真似はしなかったであろうものを。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア