小型とは云え、十数巻のフイルムが、映写したまま、鉋屑の山の様に放り出してあった。
それが瞬く内に燃え尽す光景は、形容も出来ないすさまじさであった。
狭い密室内は、むせ返る煙の渦に満たされ、螺線形のフイルムを燃え走る火焔は、のたうち廻る無数の真赤な蛇だ。
小型とは云え、十数巻のフイルムが、映写したまま、鉋屑の山の様に放り出してあった。
それが瞬く内に燃え尽す光景は、形容も出来ないすさまじさであった。
狭い密室内は、むせ返る煙の渦に満たされ、螺線形のフイルムを燃え走る火焔は、のたうち廻る無数の真赤な蛇だ。