江戸川乱歩 『魔術師』 例の怪しげな蛇の一件も、それが賊の所謂怨霊かも知れないという怪談めいた一節も、悉く聞知っていた。 珍らしい小豆色の蛇、おまけに角力取りみたいな大男、いずれも怪賊魔術師を思出させる者共ではないか。 彼が恐れ戦いたのも無理ではなかったのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア