江戸川乱歩 『魔術師』 しかも今度は、当の善太郎氏が襲われたのだ。 ――庭の池の亀を見ていると、その可愛らしい亀の頭がニューッと伸びて、小豆色のまだら蛇になった。 蛇嫌いの善太郎氏は「ギャッ」と云って、逃げ出したが、走っても走っても、蛇の頭がすぐうしろにあるのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア