江戸川乱歩 『魔術師』 あとになって考えて見ると、その大入道は、さい前から、部屋の隅で、善太郎氏の寝姿をじっと見守っていたらしいのだ。 それから起ったことは、妙子の場合と全く同じであった。 蛇も角力取りも、煙の様に消え去って、どこを探しても、影さえなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア