江戸川乱歩 『魔術師』 入口で手間取ったので、約束の十時はとっくに過ぎた筈だ。 妙子はソッとカーテンの合せ目に指をかけた。 そして、ジリリ、ジリリ、動くか動かぬか分らぬ程の速度で一分ずつ一分ずつそれを開いて行った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア