夏目漱石 『『文学論』序』 余はこの不安の念を抱いて西の方松山に赴むき、一年にして、また西の方熊本にゆけり。 熊本に住する事数年いまだこの不安の念の消えぬうち倫敦に来れり。 倫敦に来てさへこの不安の念を解く事が出来ぬなら、官命を帯びて遠く海を渡れる主意の立つべき所以なし。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア