かねて予期しなかったのではありませんが、部屋の中のふしぎな光景に羽柴君はあやうく、アッと声をたてるところでした。
部屋のまんなかに、ふたりのおそろしい顔をしたインド人がすわっていました。
墨のように黒い皮膚の色、ぶきみに白く光る目、厚ぼったいまっ赤なくちびる、服装も写真で見るインド人そのままで、頭にはターバンというのでしょう、白い布をグルグルと帽子のように巻いて、着物といえば、大きなふろしきみたいな白い布を肩からさげているのです。
かねて予期しなかったのではありませんが、部屋の中のふしぎな光景に羽柴君はあやうく、アッと声をたてるところでした。
部屋のまんなかに、ふたりのおそろしい顔をしたインド人がすわっていました。
墨のように黒い皮膚の色、ぶきみに白く光る目、厚ぼったいまっ赤なくちびる、服装も写真で見るインド人そのままで、頭にはターバンというのでしょう、白い布をグルグルと帽子のように巻いて、着物といえば、大きなふろしきみたいな白い布を肩からさげているのです。