少年探偵団というのは、名探偵明智小五郎の少年助手小林芳雄君を団長にいただき、冒険ずきな十人の少年たちが組織している団体なのですが、その団員は、中学の一年生が三人、小学校の五年生がひとり、あとの六人は小学校の六年生ばかりで、学校もいろいろにわかれているのですが、泰二君の小学校には、泰二君のほかに、今いった三人の団員がいたのです。
その三人の少年は、事故の翌々日、学校がひけますと、申しあわせて、相川君のおうちをお見舞いしました。
そして、おかあさまから、その夜の泰二君のふしぎなようすや、庭のおそろしい人影のことや、警察でいっしょうけんめい捜索しているのだけれども、まだ、なんの手がかりもえられないことなどを聞いて、ますます胸をいためながら、相川邸の門を出たのでした。