たるの上には、西洋ふうの燭台がのせてあって、二本のろうそくがチロチロと、魔物の舌のようにもえています。
その光で、いま落ちてきた高い天井をながめますと、いつのまにしまったのか、とびらのようにひらいた床板が、もとのとおりピッタリとくっついて、少しのすきまもなくなっているのです。
はしごも何もないこの地下室、そのうえに出口をふさがれてしまったのですから、もうのがれるすべもありません。
たるの上には、西洋ふうの燭台がのせてあって、二本のろうそくがチロチロと、魔物の舌のようにもえています。
その光で、いま落ちてきた高い天井をながめますと、いつのまにしまったのか、とびらのようにひらいた床板が、もとのとおりピッタリとくっついて、少しのすきまもなくなっているのです。
はしごも何もないこの地下室、そのうえに出口をふさがれてしまったのですから、もうのがれるすべもありません。