明智は部屋にふみこむと、ものもいわず、声のするほうへ懐中電灯を向けましたが、これはふしぎ、この部屋もやっぱりあき家のように、ガランとしていて、二十面相の姿はどこにも見えません。
窓はちゃんとしめてありますし、三人がはいっていったドアのほかには出入り口もないようすです。
といって、何かのかげにかくれようにも、机もイスも何もおいてないあき部屋ですから、かくれる場所がありません。
明智は部屋にふみこむと、ものもいわず、声のするほうへ懐中電灯を向けましたが、これはふしぎ、この部屋もやっぱりあき家のように、ガランとしていて、二十面相の姿はどこにも見えません。
窓はちゃんとしめてありますし、三人がはいっていったドアのほかには出入り口もないようすです。
といって、何かのかげにかくれようにも、机もイスも何もおいてないあき部屋ですから、かくれる場所がありません。