しんがりは、ひもの玉をかかえた篠崎君、その横には親友の相撲選手の桂正一君が、護衛役のようによりそっています。
洞くつの入り口をはいって五、六歩行きますと、道がひじょうにせまくなって、四つんばいにならなければ進めないほどです。
しかし、そのせまい道を十メートルも行けば、広い場所に出るということを、本で読んでいたものですから、みんな、ひどくぶきみなのをがまんして、ゴソゴソと、つめたい岩はだにさわりながら、はっていきました。
しんがりは、ひもの玉をかかえた篠崎君、その横には親友の相撲選手の桂正一君が、護衛役のようによりそっています。
洞くつの入り口をはいって五、六歩行きますと、道がひじょうにせまくなって、四つんばいにならなければ進めないほどです。
しかし、そのせまい道を十メートルも行けば、広い場所に出るということを、本で読んでいたものですから、みんな、ひどくぶきみなのをがまんして、ゴソゴソと、つめたい岩はだにさわりながら、はっていきました。