ああ、この世にこんなおそろしい動物がすんでいたのでしょうか。
それはもう、なんともいいようのない、いやらしい、ゾーッとするような化け物でした。
全身ネズミ色の毛むくじゃらで、あとあしで立っている胴体が、おとなの背よりも高く、その胴体の上に、フクロウの顔を三十倍ほどに大きくしたような、丸い顔がついて、その毛むくじゃらの顔のまんなかに大きなくちばしのようなものがとびだしていて、その上に二つの目がギョロッと光っているのです。
ああ、この世にこんなおそろしい動物がすんでいたのでしょうか。
それはもう、なんともいいようのない、いやらしい、ゾーッとするような化け物でした。
全身ネズミ色の毛むくじゃらで、あとあしで立っている胴体が、おとなの背よりも高く、その胴体の上に、フクロウの顔を三十倍ほどに大きくしたような、丸い顔がついて、その毛むくじゃらの顔のまんなかに大きなくちばしのようなものがとびだしていて、その上に二つの目がギョロッと光っているのです。