二十面相は懐中電灯を地面において、そこにうずくまり、岩と岩の間のせまいすきまに、右手をさし入れて、何かしたかと思いますと、これは、どうでしょう。
そのそばの大きな岩のかたまりが、音もなく、まるでドアでもあくように、スーッと動いて、そのあとに、五十センチ四ほうほどの不規則な穴が、ポッカリと口をあけたではありませんか。
秘密の通路なのです。
二十面相は懐中電灯を地面において、そこにうずくまり、岩と岩の間のせまいすきまに、右手をさし入れて、何かしたかと思いますと、これは、どうでしょう。
そのそばの大きな岩のかたまりが、音もなく、まるでドアでもあくように、スーッと動いて、そのあとに、五十センチ四ほうほどの不規則な穴が、ポッカリと口をあけたではありませんか。
秘密の通路なのです。