昌一君は、その紙を受けとる勇気なぞありません。
やっぱり化石のように、身うごきもしないで、立ちすくんでいました。
すると怪物は、また一歩近づいて、グーッと上半身をまげ、昌一君の頭の上におおいかぶさったかと思うと、その三日月型の口のへんから、金属をすりあわせるようなするどい音がもれて来ました。
昌一君は、その紙を受けとる勇気なぞありません。
やっぱり化石のように、身うごきもしないで、立ちすくんでいました。
すると怪物は、また一歩近づいて、グーッと上半身をまげ、昌一君の頭の上におおいかぶさったかと思うと、その三日月型の口のへんから、金属をすりあわせるようなするどい音がもれて来ました。