小林君がいちいちさしずをしないでも、ちゃんと気をきかせて、手塚家の塀のまわりへ、あちらにふたり、こちらに三人とうまく手わけをして、たちまちひとりのこらず身をかくしてしまいました。
それが夜の八時すぎのことでした。
それから二時間ほど寒い道ばたに、じっとかくれている苦しさは、なみたいていのことではありません。
小林君がいちいちさしずをしないでも、ちゃんと気をきかせて、手塚家の塀のまわりへ、あちらにふたり、こちらに三人とうまく手わけをして、たちまちひとりのこらず身をかくしてしまいました。
それが夜の八時すぎのことでした。
それから二時間ほど寒い道ばたに、じっとかくれている苦しさは、なみたいていのことではありません。