言ったかと思うと、明智とそっくりの二十面相は、いきなり小林君を、そこにおしたおして、例のカバンからとりだした細引きで、なんなく手足をしばり、猿ぐつわまではめてしまいました。
小林君は、何か考えがあるものとみえて、少しも抵抗せず、されるがままになっています。
二十面相は、何もはいっていない押入れの中へ、小林君をほうりこむと、その板戸をピッシャリしめて、一枚のドアーで通じている、となりの部屋へはいって行きました。
言ったかと思うと、明智とそっくりの二十面相は、いきなり小林君を、そこにおしたおして、例のカバンからとりだした細引きで、なんなく手足をしばり、猿ぐつわまではめてしまいました。
小林君は、何か考えがあるものとみえて、少しも抵抗せず、されるがままになっています。
二十面相は、何もはいっていない押入れの中へ、小林君をほうりこむと、その板戸をピッシャリしめて、一枚のドアーで通じている、となりの部屋へはいって行きました。