江戸川乱歩 『虎の牙』 いや、正しく言えば、ふたいろの顔でした。 つまり、小林少年の顔と、勇一君の顔と、そのたったふたいろの顔が、数かぎりなく、ならんでいたのです。 自分とまったく同じ少年が、何百人もいて、それがウジャウジャと、まわりをとりかこんでいたのです。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア