一ぴきの猛虎が、まるで番兵のように、戸の外にすわっていたのです。
小林君はハッとして、いそいで戸をしめましたが、こわいもの見たさに、またソッと、ごくほそく戸をひらいて、のぞいて見ますと、虎はノッソリと立ちあがって、こちらをにらみつけながら、廊下を歩きはじめました。
どこかへ立ちさったのかと思うと、そうではなくて、またもどって来ます。
一ぴきの猛虎が、まるで番兵のように、戸の外にすわっていたのです。
小林君はハッとして、いそいで戸をしめましたが、こわいもの見たさに、またソッと、ごくほそく戸をひらいて、のぞいて見ますと、虎はノッソリと立ちあがって、こちらをにらみつけながら、廊下を歩きはじめました。
どこかへ立ちさったのかと思うと、そうではなくて、またもどって来ます。