ある夕刊には、こんな見出しがついていました。
銀色にかがやく、直径五メートルもある大円盤の一つが、神奈川県、丹沢山と塔ガ嶺の中間、きこりさえはいったことのない、大森林の中へ墜落したというのです。
一キロもへだたった場所で、ただひとり仕事のあとかたづけをしていた、きこりの松下岩男という男が、天地もくつがえるような大音響におどろいて、こわごわそこへ近づいてみますと、銀色の巨大なおさらを、二つあわせたようなかたちの、えたいのしれぬ、ばけものが、森の大木をおしたおして、そこに横たわっていたのです。
ある夕刊には、こんな見出しがついていました。
銀色にかがやく、直径五メートルもある大円盤の一つが、神奈川県、丹沢山と塔ガ嶺の中間、きこりさえはいったことのない、大森林の中へ墜落したというのです。
一キロもへだたった場所で、ただひとり仕事のあとかたづけをしていた、きこりの松下岩男という男が、天地もくつがえるような大音響におどろいて、こわごわそこへ近づいてみますと、銀色の巨大なおさらを、二つあわせたようなかたちの、えたいのしれぬ、ばけものが、森の大木をおしたおして、そこに横たわっていたのです。