夏目漱石 『二百十日』 その隠れているあたりから、しばらくすると大きな毬栗頭がぬっと現われた。 やっと云う掛声と共に両手が崖の縁にかかるが早いか、大入道の腰から上は、斜めに尻に挿した蝙蝠傘と共に谷から上へ出た。 同時に碌さんは、どさんと仰向きになって、薄の底に倒れた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア