そのへんは、さびしい、やしき町で、とある町かどに、ちょっとしたあき地があって、そこに、ひじょうに古い、カシの大木が、空をおおって、巨人のようにそびえていました。
遠くから、目じるしになるような、大きなカシの木なのです。
ふたりが、その下を通りかかったとき、平野少年は、なにげなく、頭の上を、見あげましたが、すると、どうしたのか、少年は、ピッタリ、そこに立ちどまったまま、動かなくなってしまいました。
そのへんは、さびしい、やしき町で、とある町かどに、ちょっとしたあき地があって、そこに、ひじょうに古い、カシの大木が、空をおおって、巨人のようにそびえていました。
遠くから、目じるしになるような、大きなカシの木なのです。
ふたりが、その下を通りかかったとき、平野少年は、なにげなく、頭の上を、見あげましたが、すると、どうしたのか、少年は、ピッタリ、そこに立ちどまったまま、動かなくなってしまいました。