このうつくしいえものをねらう、悪魔のすがたが、夕やみの中に、もうろうとして、たちあらわれたのです。
ある夕がた、ゆりかさんのバイオリンを聞き、おいしいお菓子を、よばれたあとで、小林少年は、平野君とわかれて、平野君のおうちの門のそとへ出ました。
夕やみがせまって、昼でもない、夜でもないという、あのネズミ色の、ひとときでした。
このうつくしいえものをねらう、悪魔のすがたが、夕やみの中に、もうろうとして、たちあらわれたのです。
ある夕がた、ゆりかさんのバイオリンを聞き、おいしいお菓子を、よばれたあとで、小林少年は、平野君とわかれて、平野君のおうちの門のそとへ出ました。
夕やみがせまって、昼でもない、夜でもないという、あのネズミ色の、ひとときでした。