じいさんは、そういいすてて、車のハンドルをにぎると、そのまま、むこうへ、遠ざかっていき、やがて町かどをまがって見えなくなってしまいました。
ふしぎなことに、のぞきカラクリをのせた車は、すこしも音をたてませんでした。
そして、じいさんと車とは、まるで、夕もやのなかへ、とけこんでいくように感じられたのです。
じいさんは、そういいすてて、車のハンドルをにぎると、そのまま、むこうへ、遠ざかっていき、やがて町かどをまがって見えなくなってしまいました。
ふしぎなことに、のぞきカラクリをのせた車は、すこしも音をたてませんでした。
そして、じいさんと車とは、まるで、夕もやのなかへ、とけこんでいくように感じられたのです。