中学二年の山村志郎少年は、銀座うらの小さいお菓子屋さんの二階に、部屋をかりて、おかあさんとふたりきりで住んでいました。
おかあさんは裁縫がじょうずなので、あるデパートの仕立部につとめているのです。
ある晩のこと、真夜中に、山村君のおかあさんが、きゅうにおなかがいたくなり、ひどく苦しむので、少年はお医者さまへ電話をかけるために、近くの公衆電話へかけつけました。
中学二年の山村志郎少年は、銀座うらの小さいお菓子屋さんの二階に、部屋をかりて、おかあさんとふたりきりで住んでいました。
おかあさんは裁縫がじょうずなので、あるデパートの仕立部につとめているのです。
ある晩のこと、真夜中に、山村君のおかあさんが、きゅうにおなかがいたくなり、ひどく苦しむので、少年はお医者さまへ電話をかけるために、近くの公衆電話へかけつけました。