あのするどいツノでつきさされなかったのが、まだしも、しあわせというものでした。
怪物は、あれよあれよというまに、数寄屋橋をわたり、きゅうに右にまがったかとおもうと、どこかへ、見えなくなってしまいました。
おまわりさんや、町の人たちが、橋をわたって、そのへんを、くまなくさがしまわったのですが、あの怪物のいやらしい姿は、もう、どこにも、見あたりませんでした。
あのするどいツノでつきさされなかったのが、まだしも、しあわせというものでした。
怪物は、あれよあれよというまに、数寄屋橋をわたり、きゅうに右にまがったかとおもうと、どこかへ、見えなくなってしまいました。
おまわりさんや、町の人たちが、橋をわたって、そのへんを、くまなくさがしまわったのですが、あの怪物のいやらしい姿は、もう、どこにも、見あたりませんでした。