江戸川乱歩 『鉄塔の怪人』 地獄からはいだしてきた、おそろしい妖虫の姿でした。 しかし、銀座の夜のできごとがあってから、二週間ほどは、なにごともなくすぎさりました。 妖虫はあの晩数寄屋橋のところで、かきけすように、見えなくなったまま、一度も姿をあらわさないのです。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア