てんじょうの小さな穴から、大仏像の肩の上に、とびだした怪老人は、そこに、はらばいになって、穴のそとから手をいれて、鉄ばしごのてっぺんが、コンクリートの壁にとりつけてあるのをはずして、両手で、はしごを、ユサユサとゆすぶりはじめました。
「あ、あぶない。
係長、はしごがたおれますよっ。
てんじょうの小さな穴から、大仏像の肩の上に、とびだした怪老人は、そこに、はらばいになって、穴のそとから手をいれて、鉄ばしごのてっぺんが、コンクリートの壁にとりつけてあるのをはずして、両手で、はしごを、ユサユサとゆすぶりはじめました。
「あ、あぶない。
係長、はしごがたおれますよっ。