しかし、白ヒゲの怪老人は、まるで青年のような、すばやさで、そこをよじのぼり、とうとう、観音さまの頭のてっぺんに、あがってしまいました。
コンクリートの巨大な頭の上に、スックと立ちあがった怪人の姿!
ぴったりと身についた、黒のビロードのシャツとズボン、そのすらっとした姿が、なんのさえぎるものもない、広い広い青空のなかに、立ちあがっているけしきは、じつに異様な感じのものでした。
しかし、白ヒゲの怪老人は、まるで青年のような、すばやさで、そこをよじのぼり、とうとう、観音さまの頭のてっぺんに、あがってしまいました。
コンクリートの巨大な頭の上に、スックと立ちあがった怪人の姿!
ぴったりと身についた、黒のビロードのシャツとズボン、そのすらっとした姿が、なんのさえぎるものもない、広い広い青空のなかに、立ちあがっているけしきは、じつに異様な感じのものでした。