ふりむくとたらいのように大きなまっかな太陽が、いま、うしろの山にかくれようとしているのです。
そのときでした。
一郎君はふと岩山の下の波うちぎわを、見おろしましたが、そこの岩の上に、なんだか黒いみょうなものが、うごめいているのを発見し、はっとして、目をこらしました。
ふりむくとたらいのように大きなまっかな太陽が、いま、うしろの山にかくれようとしているのです。
そのときでした。
一郎君はふと岩山の下の波うちぎわを、見おろしましたが、そこの岩の上に、なんだか黒いみょうなものが、うごめいているのを発見し、はっとして、目をこらしました。