道ばたにならんでいる石どうろうが、大入道のおばけのように見えて、じつに、うすきみがわるいのです。
賢吉君は、口笛をふきながら足ばやに歩いていましたが、森のまんなかほどまでくると、じぶんの足音のほかに、もうひとつべつの足音が聞こえるような気がしました。
おやっとおもって、口笛をやめて、耳をすましながら歩いていますと、たしかに、べつの足音がしています。
道ばたにならんでいる石どうろうが、大入道のおばけのように見えて、じつに、うすきみがわるいのです。
賢吉君は、口笛をふきながら足ばやに歩いていましたが、森のまんなかほどまでくると、じぶんの足音のほかに、もうひとつべつの足音が聞こえるような気がしました。
おやっとおもって、口笛をやめて、耳をすましながら歩いていますと、たしかに、べつの足音がしています。