べつにそれで、ヨタモノをきずつけようというわけではなく、ただ、ひとりでに手がそこへいってナイフを握りしめていたのです。
そのときは、もとのポケットに入れておいたつもりでしたが、あわてていたので、うっかりおとしてしまったのかもしれません。
そのナイフは、外がわにシカの角がはりつけてあるのですが、わるいことには、そのシカの角の表面に、じぶんの名がローマ字でK・MIYATAと、ほりつけてありました。
べつにそれで、ヨタモノをきずつけようというわけではなく、ただ、ひとりでに手がそこへいってナイフを握りしめていたのです。
そのときは、もとのポケットに入れておいたつもりでしたが、あわてていたので、うっかりおとしてしまったのかもしれません。
そのナイフは、外がわにシカの角がはりつけてあるのですが、わるいことには、そのシカの角の表面に、じぶんの名がローマ字でK・MIYATAと、ほりつけてありました。