保険会社は、世界じゅうのどんな潜水技術でも、どうしても引きあげられない深いところにあると思ったので、権利を売ったのだが、船長は大洋丸が、無電で知らせた場所からは五マイルもへだたった、もっとあさいところに沈んでいることを、ちゃんと知っていた。
そこなら潜水作業もできるだろうと考えたのだよ。
そこでいよいよサルベージ会社にたのんで、金塊の引きあげをやろうと、いろいろな準備をしているうちに、この福永船長は大病にかかって、なにもできないようになり、三ヵ月ほどで死んでしまった。
保険会社は、世界じゅうのどんな潜水技術でも、どうしても引きあげられない深いところにあると思ったので、権利を売ったのだが、船長は大洋丸が、無電で知らせた場所からは五マイルもへだたった、もっとあさいところに沈んでいることを、ちゃんと知っていた。
そこなら潜水作業もできるだろうと考えたのだよ。
そこでいよいよサルベージ会社にたのんで、金塊の引きあげをやろうと、いろいろな準備をしているうちに、この福永船長は大病にかかって、なにもできないようになり、三ヵ月ほどで死んでしまった。