おとうさんの園田さんは、いちばんだいじにしている純金の豹を、怪獣が盗みにくるというので、心配でしかたがありません。
それからというものは、毎日、五人の警官が、園田さんのやしきの、うち外を見はってくれることになりましたが、それでも、まだ安心できないので、大学にかよっている、ふたりの書生のほかに、会社から、柔道の段を持っている社員をふたりよんで、とまりこみで、番をさせることにしました。
それから、園田さんのしたしい友だちが、せわをしてくれた、庭ばんのじいやの助造というのが、なかなか、腕っぷしが強くて、先のとがった長い鉄棒を持って、庭をぐるぐるまわることにしました。