一つ五百万円もする大きなダイヤも、まじっていて、二十三個で五千万円という値うちのものですから、途中でなくしたり、盗まれたりしては、たいへんです。
そこで大阪の店の支店長次席の野村という人が、じぶんで持っていくことにしたのですが、いろいろな事情で、飛行機の時間にまにあわなくなり、といって、一日のばすわけにはいきませんので、しかたなく、夜の特急列車に乗りこみました。
汽車なら一等寝台が安全だと思いました、が、それでは、かえってめだつから、なにげなく二等寝台に乗ることにしたのです。
一つ五百万円もする大きなダイヤも、まじっていて、二十三個で五千万円という値うちのものですから、途中でなくしたり、盗まれたりしては、たいへんです。
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汽車なら一等寝台が安全だと思いました、が、それでは、かえってめだつから、なにげなく二等寝台に乗ることにしたのです。