よく見ると、その金色のものには、するどい爪がはえていました。
猛獣の爪です。
野村さんはギョッとして、身をちぢめたまま、息をころして、それを見つめていますと、またカーテンが、ゆらゆらと動いて、その合わせめから、燐のような青く光る、小さなまるいものが、のぞきました。
よく見ると、その金色のものには、するどい爪がはえていました。
猛獣の爪です。
野村さんはギョッとして、身をちぢめたまま、息をころして、それを見つめていますと、またカーテンが、ゆらゆらと動いて、その合わせめから、燐のような青く光る、小さなまるいものが、のぞきました。