宝石かばんは、どこへやったのか、もう口にくわえていません。
まっ赤な口をパクッと開いて、長い舌で鼻のへんを、ぺろぺろとなめながら、ゆうぜんとして歩いているのです。
いくら朝はやいといっても、ホームに人がひとりもいないなどということは、めったにありません。
宝石かばんは、どこへやったのか、もう口にくわえていません。
まっ赤な口をパクッと開いて、長い舌で鼻のへんを、ぺろぺろとなめながら、ゆうぜんとして歩いているのです。
いくら朝はやいといっても、ホームに人がひとりもいないなどということは、めったにありません。