そこは事務所から五百メートルほどもある、さびしい町でした。
両側は大きなやしきのコンクリートべいで、そのコンクリートべいの前に、ひとりのみょうなじいさんが、地面に金色のオモチャをならべて、そのうちの一つを、歩かせてみせているのでした。
そのまわりを、七―八人の近所の子どもたちが、とりかこんで、歩くオモチャを、いっしんにみつめています。
そこは事務所から五百メートルほどもある、さびしい町でした。
両側は大きなやしきのコンクリートべいで、そのコンクリートべいの前に、ひとりのみょうなじいさんが、地面に金色のオモチャをならべて、そのうちの一つを、歩かせてみせているのでした。
そのまわりを、七―八人の近所の子どもたちが、とりかこんで、歩くオモチャを、いっしんにみつめています。