胃袋から食道、巨大なちょうちんのような心臓のわきを通ってのどに出ると、ぐにゃぐにゃした大きな舌の上をはって、巨人の口へ……。
一つ一つの歯が、ランドセルほどもある、あの大きな口をはいだすために、下の前歯を乗りこそうとしたときです。
二十面相の金いろの顔のなかから、「ギャーッ」という、なんともいえない恐ろしい悲鳴が、ほとばしりました。
胃袋から食道、巨大なちょうちんのような心臓のわきを通ってのどに出ると、ぐにゃぐにゃした大きな舌の上をはって、巨人の口へ……。
一つ一つの歯が、ランドセルほどもある、あの大きな口をはいだすために、下の前歯を乗りこそうとしたときです。
二十面相の金いろの顔のなかから、「ギャーッ」という、なんともいえない恐ろしい悲鳴が、ほとばしりました。