江戸川乱歩 『サーカスの怪人』 大テントの横手は、五十メートルもあるのですから、そのもうひとつむこうの角を、後のほうへまがるひまはなかったはずです。 いくら走っても、そんな早わざができるはずはありません。 テントのそとがわは原っぱですが、そこにも人かげがないのです。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア