いっぽうのぶらんこには吉十郎が、もう一つのぶらんこには、人気もののハルミさんが、ふたりとも足をまげて、さかさまにぶらさがり、恐ろしいいきおいで、空中をいったりきたりしていました。
ぶらんこにさがったふたりは、サッと、近づいたかと思うと、またスーッとはなれていくのです。
ころあいを見て、吉十郎が、「ハッ。
いっぽうのぶらんこには吉十郎が、もう一つのぶらんこには、人気もののハルミさんが、ふたりとも足をまげて、さかさまにぶらさがり、恐ろしいいきおいで、空中をいったりきたりしていました。
ぶらんこにさがったふたりは、サッと、近づいたかと思うと、またスーッとはなれていくのです。
ころあいを見て、吉十郎が、「ハッ。