さて、大型バスの中には、団長とふたりの子どものベッドがとりつけられてあり、いっぽうの窓ぎわには、長い板がついていて、そこが正一君たちの勉強の机にもなり、また、その上に、鏡などがおいてあって、化粧台にもなるのです。
あまり明るくない車内の電灯が、そこをてらしています。
正一君とミヨ子ちゃんは、そこのベッドに腰かけて、おとうさんの帰りを待っていましたが、ふと気がつくと、ミヨ子ちゃんが、かわいい目をまんまるにして、うしろのガラス窓を、見つめていました。
さて、大型バスの中には、団長とふたりの子どものベッドがとりつけられてあり、いっぽうの窓ぎわには、長い板がついていて、そこが正一君たちの勉強の机にもなり、また、その上に、鏡などがおいてあって、化粧台にもなるのです。
あまり明るくない車内の電灯が、そこをてらしています。
正一君とミヨ子ちゃんは、そこのベッドに腰かけて、おとうさんの帰りを待っていましたが、ふと気がつくと、ミヨ子ちゃんが、かわいい目をまんまるにして、うしろのガラス窓を、見つめていました。