かれは、しばりあげた正一君をこわきにかかえると、ゆうゆうと階段をおりて、玄関の板の間にもどり、じぶんがかくれていたじゅうたんの空洞の中へ、正一君を入れて、もとのとおりに巻きつけ、それから、ひもでしばって、とけないようにしました。
そして、玄関のドアのところへいくと、ポケットから、まがったはり金をとりだし、かぎ穴にさしこんで、しばらく、こちゃこちゃやっていましたが、やがて、カチンと音がして、錠がはずれ、ドアがひらきました。
このはり金は、どろぼうが、錠やぶりにつかう道具なのです。
かれは、しばりあげた正一君をこわきにかかえると、ゆうゆうと階段をおりて、玄関の板の間にもどり、じぶんがかくれていたじゅうたんの空洞の中へ、正一君を入れて、もとのとおりに巻きつけ、それから、ひもでしばって、とけないようにしました。
そして、玄関のドアのところへいくと、ポケットから、まがったはり金をとりだし、かぎ穴にさしこんで、しばらく、こちゃこちゃやっていましたが、やがて、カチンと音がして、錠がはずれ、ドアがひらきました。
このはり金は、どろぼうが、錠やぶりにつかう道具なのです。